多様化するお客様の需要に合わせ、新規商品の開発だけではなく、
「必要な長さで、必要な数量を、必要なタイミングで納入」など、生産から部材納入にいたるまでのシステムを構築し、推進しております。
日本建工は、資材の製造や技術開発において、高い評価をいただいています。
また、資材の製造は、関連会社である日建製造株式会社が担い、常にクオリティの高い製品をお届けすることにより、官公庁・地方自治体・設計事務所などからの数多くの指定をいただいています。
主要製品としては、金属製天井下地材「ケニー」、金属製壁下地材「ナイキ」などがあります。現在は、さらに多様化する受注に対してフレキシブルな対応ができるように、製造ラインの全自動化を精力的に進め、「在庫なし」の供給体制の確立に注力しています。
金属製天井下地材とは
■在来天井仕様
●JIS 19形
●JIS 25形
●ケニーU形
■ケニー軒天仕様
■落下低減天井:オーバークリップ仕様
■SS天井仕様
金属製壁下地材とは
■在来壁仕様
●JIS 仕様
●一般仕様
■SSスタッド仕様
■ダブルスタッド仕様
現場からの発想を、新製品・新工法の開発にフィードバック
弊社では、新しい技術開発は、現場からの要望・意見に基づいて行われます。開発にあたっては、それぞれのテーマごとに担当者を選任し、一人ひとりの自由な発想が尊重されます。
研究や各種試験に対しても、積極的に予算を確保して開発をバックアップします。
乾式ビスどめ天井工法のパテントを無償公開
昭和31年(1956年)に、弊社は「乾式ビスどめ天井工法」の基本パテントを無償公開しました。
この工法は、昭和54年(1979年)に「JIS A 6517」の天井下地(野縁受けに内曲がりの野縁をクリップで直交固定させる工法)として制定されました。
これが、今日における鋼製下地天井の幅広い普及に繋がっており、現代の超高層ビル・インテリジェンスビルなど、急速にテクノロジーの革新が進むビル施工においては、軽量で耐火に優れ、美粧で長時間の空調による歪の出ない仕上がり、工期の短縮化といった点で、なくてはならない工法となっています。